健康被害の原因と対策

アスベストが問題となるのは、その粉じんを吸い込むと、肺線維症や肺癌、または悪性中皮腫という稀な腫瘍を引き起こすと考えられているからである。肺線維症は一般的にじん肺(塵(じん/ちり)を吸入することによる肺の病の総称)や石綿肺とも呼ばれる。アMesothelioma-Cancer-1024x768スベストは非常に微細であるため、一旦吸入すると肺の深部に到達しやすく、しかも排除されにくい。そうして肺に溜まったアスベストは、次第に肺組織を破壊し、じん肺や腫瘍を引き起こすと考えられている。アスベストを扱う現場では、防じんマスクや保護衣類の装着、HEPAなどの高性能エアフィルターを有する真空掃除機や負圧除塵機などの使用が定められており、そういった現場でなくとも、台風や地震のような自然災害や、家事や工場の爆発事故でアスベストが飛散する可能性もあるので、注意が必要である。

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